8月15日の空
国が国を、傷付けたのではない。
彼の国が、私たちの国を傷付け侵した訳ではない。
ただ、そこにあったのは、
人が自らの手で、自分たちを傷付けたという事実だけだ。
私たちが、他ならぬ自分たちの手で、
自身の命を、身体を、心を蝕んだというだけ。
それだけの、とても悲しいこと。
大局的な視点、というものがある。
そこから見れば、おそらく、戦争という人類の歴史ですら、
ひとつのプロセス、であり、
ここにたどり着くための、私たちの体験であったと、
そして、誤解を恐れずにいうのなら、
すべてなる愛に基づいたものであったと、言えると思う。
けれども、「個」の感情は、
心は、魂は、痛むのだ。
払った大きすぎる代償に、喘ぐのだ。
そして、あの大戦中、
間違いなく、世界中の全部が、
地球が、宇宙が、泣いていたと、私は思う。
人が人を殺すのは、
自らで自らを傷付ける様は、本当に悲しいんだ。
だから、どうか、
わたしが、
私の大切なひとたちが、私とつながる人たちが、私の知らない人たちが、
世界中の人々が、
少しでも、
自らの手で自らを傷付けることをやめられますように。
そして自分を、隣人を、世界を、愛せますように。
*
祖国よ。。
あなたが今あなたのこの姿であることを、私はとても、愛おしく思う。
そしてあなたの国に生まれてきたことを。
悲しい歴史がたくさんあって、今も、悲しいことはたくさんあるけれど、
でも、本当にそう思うよ。
以上twitterのまとめでした。
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